研究
September 5, 2024

NEDOのSBIR推進プログラムに採択されました

このたび、株式会社MAZINの研究開発テーマ「サーモカメラと金型内センサーを用いたダイカスト不良検知AIシステムに関する研究開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「SBIR推進プログラム(連結型)」2024年度公募に採択されました。

「SBIR推進プログラム(連結型)」は、科学技術・イノベーション創出の活性化を目的とした、日本版SBIR制度の一環として実施されるプログラムです。本プログラムは、研究開発型スタートアップを支援し、多様な社会課題の解決に貢献する研究開発を促進するとともに、その成果の社会実装を支援することを目的としています。

今回採択された研究開発テーマでは、ダイカストによる鋳造品の不良原因を、「金型内を流れる溶融金属やダイカストマシンの運転状態のばらつき」に求め、
以下のデータを活用したAIアルゴリズムの開発を進めます。

  • 金型に設置した圧力・温度センサーデータ
  • ダイカストマシンの運転データ
  • サーモカメラで撮影した鋳造品表面の熱画像データ

これらのデータを基に特徴抽出を行い、不良の有無を判定するAIアルゴリズムを構築することで、ダイカスト検査工程の省力化・省人化を目指します。

本研究開発により、製造業における課題解決に貢献するとともに、より効率的な生産体制の構築を目指してまいります。